5月13日は 安全・安心「防犯の日」。見直そう住いの防犯。
5月13日は 安全・安心「防犯の日」
2012年04月18日にセコム株式会社が創立50周年を記念して毎月18日を「防犯の日」に制定しました。
出典 https://www.secom.co.jp/anshinnavi/other/backnumber91.html
現在では、この毎月18日の「防犯の日」の方が、広く認知されており一般社団法人・日本記念日協会に登録されています。
2024年3月26日には、塚本無線が5月18日「防犯対策の日」を記念日として制定しました。
出典 https://secu.wtw.support/5-18-anniversary/
4月は進学や就職でお住いを変わる機会も多くなる時期でもあり、新しいお住いで安心して暮らせるように防犯を見直すにはいいタイミングではないでしょうか?
防犯を見直すには犯罪の状況を知ることが大切
孫子の謀攻篇に、かの有名な「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉がありますね。
確かに、防犯対策を立てるには犯罪の手口や犯罪の傾向を知ることが大切なことです。
初めて一人暮らしを始める方も安心して暮らせるように、警察庁生活安全局(https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/index.html)の情報をもとに犯罪の手口や犯罪の傾向を見ておきましょう。
住居への侵入はどんな手口がある?
住居への侵入には、
留守宅へ侵入する「空き巣」
就寝中に侵入する「忍び込み」
在宅中でも油断している間に侵入する「居空き」
とよばれる3つの手口があります。
「空き巣」の場合は、金品を失うだけであきらめもつきますが、「忍び込み」や「居空き」は侵入者と鉢合わせる可能性もあり物取りが強盗に変身してしまうこともあります。
一番多い侵入方法は?

出典:「侵入窃盗の手口別認知件数」(警察庁)(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)
侵入の手口の約1/3が空き巣です。外出時に住居の施錠を確実に行うことが重要になりますね。
どこから侵入してくるんだろう
| 1位 | 2位 | 3位 | |
|---|---|---|---|
| 一戸建住宅 | 窓 (57.6%) | 表出入口 (17.5%) | その他の出入口 (17.1%) |
| 共同住宅(3階建以下) | 窓 (56.9%) | 表出入口 (32.7%) | 不 明 (6.1%) |
| 共同住宅(4階建以上) | 表出入口 (52.4%) | 窓 (34.9%) | 不 明(9.4%) |
出典:「侵入窃盗の侵入口」(警察庁)(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html)
侵入口の割合は、戸建て住宅と共同住宅(3階以下)、共同住宅(4階以上)で1位(窓)と2位(表出入口)が逆転しています。
アパートやマンションの低階層にお住いの場合は、窓からの侵入が一番多いです。
表玄関の防犯に加えて窓の防犯を考えておく必要がありますね。
ここでいう共同住宅とは、アパートやマンションのことです。春からアパートで独り暮らしを始める新入生や新社会人は、窓の防犯も考えておきましょう。
また、4階以上のお部屋でも窓からの侵入割合が3割を越える高い割合を占めています。
風通しのために窓を開けたままにしたり油断して施錠しないことを習慣にしては危険だということですね。
不正侵入にどんな手口を使うんだろう
| 1位 | 2位 | 3位 | |
|---|---|---|---|
| 一戸建住宅 | 無締り(45.4%) | ガラス破り(38.2%) | その他(4.7%) |
| 共同住宅(3階建以下) | 無締り(45.6%) | ガラス破り(32.5%) | 不 明(6.9%) |
| 共同住宅(4階建以上) | 無締り(41.7%) | 合かぎ(18.9%) | ガラス破り(12.7%) |
出典:「侵入窃盗の侵手段」(警察庁)(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html)
無締りとはどういうこと?
無締りとは、鍵をかけていない状態ということです。
ゴミ捨てや回覧板を回しに近所へ出かけるわずかな時間でも施錠は必要ということです。
またオートロック付きマンションでオートロックがあるからと油断することはできないということですね。
わずかなタイミングを狙っていると考えると普段から近所付き合いして近所の人と顔見知りになっておいたり防犯カメラを設置したりする自衛策も考える必要があるということですね。
防ぎたいガラス破りによる窓からの侵入(打ち壊し、こじ破り、焼きやぶり)
ガラス破りとは、
一気に窓ガラスを大きく壊す打ち壊しや
ガラスとサッシの間にマイナスドライバーを入れてこじるようにして小さく割るこじ破りという方法、
ライターや小型バーナーなどでガラスを熱して急激に温度変化を起こしてガラスをもろくしてから小さく割る焼きやぶり
などのことで割ったガラスの隙間から工具を使ってクレセント錠を開けて侵入してきます。
その他に、ガラス破りは行わずサッシの隙間から特殊工具を入れてクレセントを開ける手段もあります。
クレセントは、防犯機能はなく窓を固定するのが目的の部品です。
ガラス破りに対しては、防犯ガラスを使用しているアパートへの入居や防犯ガラスを使用していないアパートでは窓ガラス用防犯フィルムを張り付けるなどの自衛手段が必要となりますね。
不正侵入方法の合鍵ってどういう意味?
合鍵作成は、元カギをコピーマシンを使用して同じ形に削り出すイメージがありますが、鍵番号が分かれば合鍵が作成できてしまう鍵もあるんですよ。
鍵番号は、純正キー(シリンダーに付属するスペアキー)の頭部分に刻印されている英数字のことです。この番号がわかれば合鍵注文できるんです。
鍵を人目につくところに置いたままにしておくことはせず、いつも身に着けておきましょうね。
防犯対策はどうしよう
警察庁生活安全局よりリンクする住まいる防犯110番ホームページ(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_b/b_c_1.html)は、一定の防犯性能があると評価された建物部品(防犯建物部品)を使用しての防犯対策を推奨しています。
防犯建物部品の種類は、2019年3月31日時点で目録掲載数 合計:17種類 3,393品目あり、詳細は「防犯性能の高い建物部品」目録検索システム(http://www.cp-bohan.jp/)で検索できます。主な防犯建物部品にはドアと錠(防犯サムターン、デッドボルト、ストライク) 防犯ガラス・防犯フィルム サッシ(外れ止め、ロック付きクレセント錠、補助錠)面格子 があります。
これ以外にも、最近では人感センサーライトやWifi防犯カメラ、サッシ防犯センサーなど後付け可能な様々な防犯製品が発売されています。
住み慣れた土地を離れて一人暮らしをする場合、不安な点が多くあると思います。
安心した毎日を送れるようにこれからお住いになる住居に合わせて自分自身で考え自分の身は自分で守る意識を持ち防犯に取り組みましょう。
ところで5団体防犯建物部品普及促進協議会ってなに?
5団体防犯建物部品普及促進協議会とは、建物への侵入犯罪の防止を図るため、2002年11月に設置された「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」に民間から参加した団体のうち 板硝子協会、日本ウインドウ・フィルム工業会、一般社団法人 日本サッシ協会、一般社団法人 日本シヤッター・ドア協会、日本ロック工業会の5つの民間団体で構成され防犯に関する情報収集、交流、情報発信を行う集まりのことです。
協議会の活動報告は5団体防犯建物部品普及促進協議会ホームページで広報されています。
協議会の事務局の記載は無く、板硝子協会が5団体防犯建物部品普及促進協議会連絡先として登録されています。
板硝子協会
住所 〒108-0074 東京都港区高輪1丁目3−13 NBF高輪ビル4F
電話 03-6450-3926