鍵がささるが回らない 玄関ドアが開けられない原因と対処 トラブル事例
玄関鍵穴に鍵はささるがまわらない
「鍵は刺さるけど回らないのでドアが開けられない」とのご連絡もよくいただきます。
神奈川県横浜市緑区の築48年の中古マンションでの対応事例で、対応時間や料金をご確認いただけます。
鍵が回る仕組みはどうなっているんだろう
鍵を差し込んでも鍵が回らない状態になっているということは、言い換えれば鍵を入れても「鍵が回る状態になっていない」ということです。
お客様が、普段から鍵を回して開けているということは、使われている錠前がシリンダー錠だということがわかります。
シリンダー錠は、内筒と外筒で構成されています。
通常、内筒は奥のテール部分がドアのデッドボルト(かんぬき)に連動して稼働し、外筒は固定された状態になっています。
施錠されている状態では、シリンダー内部のピン(タンブラー)が邪魔をして内筒は回れませんが、鍵を入れた状態では上ピンと下ピンの中間が内筒と外筒の間(シアライン)に整列して内筒が回れるようになります。

つまり、「鍵が回る状態になっていない」とは鍵を入れてもピン(タンブラー)が正しい位置まで動かず上図の一番左側の状態のままになっているということになります。
ピン(タンブラー)が正しい位置まで動かない理由は何だろう
鍵をさしても、ピン(タンブラー)が正しい位置まで動かなかった理由には何があるでしょうか?
まず、シリンダー錠内部が物理的に壊れていることがあげられますが、これは、素人には分かりませんし、現場でできる対処はありません。
これ以外にも、ピン(タンブラー)がうまく動かない理由があります。
理由1 鍵山が摩耗 キー表面の汚れ
長年の使用で鍵山が摩耗してピン(タンブラー)が正しい位置に整列ししない。
特に鍵屋以外で複製したスペアキーの場合は、コピーの精度が悪い場合や純正キーに比べ摩耗しやすい材質が使われている場合があります。
鍵山が極端に摩耗していないかどうか確認してみましょう。
ディンプルキーの場合は表面のくぼみがピン(タンブラー)に対応していますので、くぼみがゴミで詰まっている場合も同じ状態になります。
確認項目と自分でできる対処
鍵が極端に摩耗していないか、表面の汚れがないかを確認しましょう。
摩耗の状態がわずかの場合は鍵の入れ方によって、ディンプルキーの表面が汚れているならきれいにすると上手く回る可能性はあります。
理由2 鍵が奥までささっていない
ピン(タンブラー)が正しい位置に整列する条件としては、鍵が一番奥まで挿入されているという条件があります。
鍵穴の奥にレシート片やゴミなどがつまっていたりすると、鍵を奥まで入れたつもりでも入っていない場合があります。
この状態でも、ピン(タンブラー)が整列しないので鍵は回せません。
確認項目と自分でできる対処
鍵穴の奥は暗くて見えずらいので、鍵穴に息やエアーを吹き付けたり掃除機で吸い出したりして鍵穴を掃除してみるとうまくいけば回る可能性があります。
それ以外に鍵が回らない理由はないのか?
稀にあるのが、ドアの傾きの影響です。
シリンダー自体は回れる状態にあるけど、施錠状態にあるデッドボルト(かんぬき)がドアの傾きのためドア枠(ストライク)部分に押し付けられて、動きが固く鍵を回せない状態です。
この場合は、レバーハンドルやドアノブでドアの傾きを修正しながら鍵を回してみるとうまく行く場合があります。
帰宅した際に、鍵をさしても回らない状態になった場合に、自分でできることは以上になります。