マスターキーシステムと逆マスターキーシステムについて
マスターキー・逆マスターキーの違いと確認ポイント
この記事では、1本の鍵で複数のドアを開けられる「マスターキー」と、居室の鍵で共用部も開けられる「逆マスターキー」の違いを分かりやすく解説します。
鍵を紛失したときのリスクや、シリンダー交換が必要になるケース、管理上の注意点もあわせて確認しておきましょう。
- 仕組みの違い:
マスターキーは管理者側が複数の部屋を開けるための鍵、逆マスターキーは入居者などが自室と共用部を開けるための鍵です。 - 紛失時のリスク:
マスターキーを紛失すると、建物全体の防犯性に関わる可能性があります。
管理責任や交換範囲、費用負担について慎重な判断が必要です。 - 確認すべき点:
どの鍵をなくしたのか、どのドアが開く鍵なのか、シリンダー交換が必要か、管理会社や鍵屋に相談すべき状況かを確認しましょう。
マスターキーや逆マスターキーのトラブルで慌てないために、具体的な事例や依頼前に準備する情報を以下で詳しく紹介します。
マスターキーシステムと逆マスターキーシステム
マスターキーシステム
この章では、施設管理者が扱うマスターキーシステムの仕組みと、鍵を紛失した場合のリスクについて解説します。
マスターキーは、1本で複数の部屋や区画を開けられる管理用の鍵です。
そのため、一般的な鍵よりも管理責任が重く、誰に貸し出すのか、どのように保管するのかを慎重に決める必要があります。
万が一マスターキーを紛失すると、建物全体の防犯性に影響するおそれがあります。
シリンダー交換の範囲や費用負担が大きくなる場合もあるため、管理方法や紛失時の対応手順を事前に確認しておくことが大切です。
マスターキーシステムとは
マスターキーシステムとは、1つの鍵(マスターキー)で、グループ化された複数の部屋の扉を解錠・施錠できるシステムのことです。ホテルやマンション、アパートなどで広く採用されています。
この階層の上位には、マスターキー同士をグループ化した「グランドマスターキーシステム」、さらにそれらをグループ化した「グレートグランドマスターキーシステム」があります。
マスターキーの管理
通常、マスターキーはマンションやビルの施設管理者(または警備員などの施設管理代行者)によって厳重に管理されています。
マスターキー1本で施設内(キープランにより複数の施設にまたがる場合もあります)の複数のドアを解錠できるため、紛失した場合は管理者の責任が重大に問われます。実際に、マスターキーを紛失したことで多額の賠償金を請求され、管理契約を打ち切られた会社の実例もあります。

逆マスターシステム
この章では、自室と共用部の両方を開けられる逆マスターシステムの特徴について解説します。
逆マスターキーは、マンションやアパートなどで使われることが多く、1本の鍵で自分の部屋とエントランス、共用通路、ゴミ置き場などの共用部を開けられる仕組みです。
便利な一方で、紛失や盗難が起きると、自室だけでなく共用部の防犯にも関わる可能性があります。そのため、通常の鍵よりも慎重な管理が必要です。
鍵をなくした場合は、管理会社や鍵屋へ早めに相談し、シリンダー交換や再発行の必要性を確認しましょう。
逆マスターシステムとは
逆マスターシステムとは、入居者が持つ個々の鍵(子鍵)で、それぞれの自室だけでなく、エントランスやゴミ集積場などの共通の扉(共用部)も解錠・施錠できるように設計されたシステムのことです。主にオートロック付きマンションの共用エントランスなどで使用されます。
逆マスターキー(子鍵)の管理と紛失時のリスク
逆マスターキー(子鍵)は、各部屋にお住まいの個人が管理することになります。通常は、ご自身の自室とマンション・アパートなどの共用部が1本の鍵で解錠できるようになっています。
そのため、この鍵を紛失した場合は、紛失した鍵で共用部が誰でも解錠できてしまうため、全体の防犯性を考慮して場合によっては賠償金を請求されるケースがあります。
なお、逆マスターキーを紛失するとご自室にも入れなくなりますので、自室用の鍵作成やシリンダー交換が必要となります。紛失時は共用部の防犯に直ちに影響が及ぶため、速やかにマンションの管理人や施設管理者へ連絡してください。
逆マスターキーの作成
鍵当番24受付センターでは、お客様と管理人様・管理会社様のご了解のもと、逆マスターキーの作成(子鍵の複製またはシリンダー交換)にも対応可能です。

【重要】逆マスターキーの発注について
逆マスターキーはマンション全体の管理プラン(キープラン)に基づき、メーカーで受注生産されています。そのため、紛失・追加の際はメーカー注文での取り寄せとなります。
メーカーへの発注には、正確な物件情報(物件名、住所、シリンダーの製品型番など)が必要です。場合によっては専門スタッフが現場を確認した上で発注することになり、交換部品(新しい鍵)の入手には、発注後2〜3週間程度を要するのが一般的です。
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