鍵と錠 | 鍵は”キー(Key)”、錠は”ロック(Lock)”のことです。
混同してしまいがちな”鍵”と”錠”の意味 鍵(キー)と錠(ロック)
鍵と錠に関する一般的な説明になります
鍵と錠の表現について
鍵や錠は、日本語において混同しやすい言葉ですが、英語で表現するとその役割が明確に分かります。
英語では、
鍵は ”a Key”
錠は ”a Lock ”
と表現されます。
この日本語訳は、 a Keyは、”錠(a lock)を開ける金具” で訳され、 a Lock は、”戸締りの金具” と訳されています。
鍵は戸締りの金具(錠)を開閉するための道具であり、錠はドアなどを固定する為の道具ということになります。
鍵について
●鍵には様々な種類があります。
一般的によく見るギザ山が刻まれたギザ形状の鍵、ディンプルと呼ばれる小穴が鍵の表面に多数配列された鍵(ディンプル錠)、鍵の表面に波状の切込みが入った鍵(ウェーブ錠)などが代表的です。
近年では、ICカードや携帯電話、スマートフォンが一般的に鍵として使われるようになり、セキュリティの高い施設では生体認証として指紋、光彩、静脈なども使用されています。
(上図は、防犯性の高いディンプルキーとなります。 GOAL V18)
錠について
●錠は”ロック(LOCK)”のことで、”戸締り用の金具”の意味があります。
ドア、扉などを固定する道具として機能します。
南京錠・インテグラル錠・円筒錠・装飾錠など様々なタイプの錠(ロック)があります。
錠も近年進化しており、スマートフォンから遠隔操作で鍵の施錠指示を認証し自動でデッドロック(かんぬき)部分が稼働する製品(Gojiスマートロックなど)もあります。
鍵と錠の言葉の使い方
●本来の意味合いでは、”鍵”と”錠”は区別されていますが、日常的には、
- 鍵が開かない
- 鍵が回らない
- 鍵が抜けない、入らない
- 鍵が壊れた
など、鍵と錠の言葉が本来の意味合いとは別れて、混同して使用されています。
緊急な鍵交換や防犯性の高い鍵への交換にも対応しています